螺鈿を油絵に取り入れよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
         

4月のEGCセレクト展へ向けて制作を進めています。

写真は螺鈿細工に使う青貝を油絵に貼っているところです。細い筆の先を使って位置を調整しています。

漆芸からヒントを得て初めてのチャレンジです。

背景の油絵の具が乾いた上に接着剤としてウィンザーニュートンのジャパンゴールドサイズを塗りました。

もともと油絵に金箔を貼る為に購入したものですが、ジャパンゴールドの言葉が

ジャパン=漆

からきているのでは、と言う話を聞いたことがあったため漆芸の技法である螺鈿が漆で接着しているならジャパンゴールドサイズでも似たよな事が出来るのではと思い、やってみました。

 

画面に貼る前は白っぽい印象が強かったのですが、背景が暗いと七色の輝きがはっきり分かる様になりました。

 

透明感があり、物質的な存在感があるもののメインの絵を邪魔しないので画面全体の雰囲気が崩れない所が良かったです。

今後も色々と試してみたいです。

 

この作品はDMにも使用している作品です。

会場でも是非ご覧ください。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。