
今日は午前中に右上の親知らずを抜いて来ました。
ちょうど一年前にも左側上下の親知らずを抜いていて、全部抜くのに一年かかってしまいました。
右下は何故か生えてないです。
前回は左下の親知らずが歯茎の中で真横に成長していたのでいつもの歯医者さんで抜けないと言われて凄く怯えてました。
術後も凄く腫れて熱も出たのでもうやりたくないですね・・・
今回のは普通に生えていてくれたので数分ですんなりでした。
夏に抜くつもりがタイミングを逃して半年も経ってしまいましたが、ようやく気持ち的にもスッキリです。
上の写真は今日の制作でシート状の青貝をカッターで切るところです。
青貝の他にも様々な貝の種類があります。
漆を取り扱うお店で購入できます。
大学生の時に授業で日本民藝館を訪れて、初めて螺鈿細工を観たのですが、細かい欠片を一つずつ付けていく根気と貝の持つ独特の表情が美しい工芸品でした。
螺鈿(らでん)は漆器に用いられる伝統技法の一つで、貝の真珠層を切り出して装飾に使用することをいいます。
真珠層とは貝の内側で七色にキラキラして見えるところです。
奈良時代に唐から輸入され、平安時代に成長していった技術です。
絵画でも似たような事が出来るらしいと聞き試してみることにしました。
まずはカッターで真っ直ぐ切ってみましたが繊細ですね・・・
途中で割れてしまいました・・・
うっかり強く刃を入れたり、切り離す時に力のかかり方が均一でないと途中で割れてしまいます。
私は使用する時に細い形状であれば長さは様々欲しいので今回は割れても大丈夫なのですが、ちょっとお高い素材なのでコントロールしづらいと心配な面もあります。
でも、新しい素材に触れるのは楽しいですね。
今度は伏彩色も試してみようと思います。