【100均オススメ⑤】絵の具箱にはコレ!チューブ画材の収納法!

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皆さんは絵の具をどんな風に収納していますか?

今回は絵の具の収納方法を

美しい収納はあるか

安く手に入る絵の具箱はあるかの観点からお話しします。

 

ここでご紹介するものは100円ショップで手に入るものを中心にしています。

 

木製絵の具箱

油絵を始めた頃は

木製の箱に筆も絵の具もパレットも

全て収まっていたと思います。

しかし、

付属している絵の具セットの12色から

新しく絵の具を追加購入すると

あっという間に元の箱に

絵の具が収まらなくなってしまうと思います。

 

木製の箱はいかにも

絵描きの道具らしく

気分も高まりますが

意外と中に収まる道具の数が少ないです。

 

絵を描き続けていると

自分好みの筆や色が必要になってしまい

どんどん道具セットの内容がカスタマイズされていきます。

 

以前、使っていた絵の具が空にならなくても

新しく絵の具が必要になるということなので

絵の具の本数はどうしても増えてしまいます。

 

筆も同様です。

最初に入っていた筆の使い心地が

良くなくても

筆自体が不良品でも無いのなら

捨てる必要はありません。

 

筆先の形や毛の柔らかさなどで

出来る表現方法は異なります。

 

もちろん

頑張れば毛の硬い筆でも

柔らかい筆のように滑らかに描くこともできますが

描く技術的に難しかったり

慎重に描くために時間が掛かったり

非効率な面が多いです。

 

画溶液も同様です。

艶を持たせる効果のあるオイル

艶を無くす効果のあるオイル

乾燥を早めるオイル

などなど

多種多様にあります。

 

しかし

最初の木製の箱には

画溶液が何本も入るようには設計されていません。

 

どこかで必ず

箱に収まりきらない画材がでてきます。

 

 

特に絵の具は油絵の画材の中でも

数が増えやすいと思います。

 

 

とりあえず入れておく管理方法

ビニール袋

私は大学を卒業するまで

適当なスーパーのビニール袋に絵の具を入れていました(笑)

 

当時はそこまで絵の具の数が多くなかったので

分類する必要性も感じず

本当に適当管理でした・・・

 

何でビニール袋に入っていたかと言うと

  • 汚れたらすぐ捨てられる
  • 上記の様に数を把握する必要が無かった

この2点からでした。

 

油絵の具のチューブは

汚れた手で触ることでチューブ自体が汚れたり

蓋の閉まりが甘いとオイルが漏れてしまったり

蓋の固いチューブを無理矢理開けようとして

アルミのチューブ自体が裂けて中身が出てしまったり

綺麗に管理をするのは難しいです。

 

なので

ビニール袋に入れるのはお金も掛からず

凄く楽

だったのです。

 

しかし、

欠点もありました。

 

絵の具のチューブは

下の部分の角が

意外と鋭いのです。

 

絵の具の本数がある程度増えて

重たくなった袋から

チューブの角が突き破って

袋からこぼれ落ちてしまうのです。

 

もう一点は

自分が何色の絵の具を持っているか

分からなくなることです。

 

よく使う絵の具は袋の上の方にある

存在を忘れる事はありませんが

 

試しに買ってみようと思って

挑戦で購入した色

あまり出番の無い色

持っていることも忘れてしまいます

 

結局、同じ色しか使わない絵になってしまったり

画材屋さんに行って

実は持っていた色をもう一度買ってしまったり

という原因になってしまいます。

 

 

絵の具同士が上下に積み重なる収納方法は

自分の使いやすい色ばかりにならないように

色の存在をフラットに見るためには不向きだと思いました。

 

一時的な応急処置で

ビニール袋に入れておくのは

大丈夫ですが、

油絵を長く続けて絵の具の数が増えた人

避けた方がいいかもしれません。

 

100円ショップで手に入る収納ボックス

クリアケースワイド

今の私の絵の具箱です。

元々、ビニール袋でざっくりな管理をしていた

私ですが

持っている絵の具の種類を把握したかったのと

美しい収納を目指すためにいくつか試して

こちらに落ち着きました。

 

クリアケースワイド
サイズ:約縦181mm×横100mm×高さ31mm

有効内寸:約縦170mm×横92mm×高さ25mm

原料樹脂:スチロール樹脂

 

日本画の顔料

ガラス瓶や透明なケースに入って販売されているのを見て

油絵の具も

もっと綺麗な収納は無いかなと探していました。

 

美しい作業場とか

整った道具は憧れますよね。

 

私は色ごと

ケースに収納しています。

100円ショップのセリアキャンドゥで販売しています。

20mlチューブがぴったり入ります。

 

利点

  • 中身が見えるので何色の絵の具を持っているかが分かりやすい
  • ケースを重ねて置ける(スタッキングできる)ので並んでいる様子はきちんと感がある

 

欠点

  • アルミのチューブでケースに傷が付いてしまう
  • 大きいチューブは同じ向きで収納できない
  • 収納出来る数が限られているため
  • 本数が多い人はケースが大量に必要

 

という所です。

 

収納力はイマイチですが

収納後のビジュアルがこれまで試した中では1番好きなので

細かい絵の具はこちらに収納しています。

 

制作がひと段落した時は

入りきらなかった大きい絵の具と一緒に後述のストレージボックスにケースごと入れたりしています。

 

 

 

ウォールポケットクリア7

私が今の収納になる前に使用してした方法です。

元はセリアで発売されている

壁掛け用のウォールポケット

7つのポケットが付いています。

 

私は透明な収納道具を探していて

複数ついているポケットをカットして使用していました。

 

チューブの大きさが違っていても

収納できます。

 

ウォールポケットクリア7
材質:PVC

寸法:約82.5×17cm

 

利点

  • 透明で何色が入っているか見やすい
  • 一つのポケットに意外と収納力がある
  • 一つ購入することで複数の色に分けられる

 

欠点

  • 油絵の具は重たいので壁掛け用に使用する際はポケットに入れすぎないようしなければならない
  • ポケットをカットして収納する場合は自立しないことに注意
  • 絵の具がポケットからこぼれ落ちる心配がある
  • ビニール製のためポケット同士がひっつく

 

 

透明なので持っている絵の具は把握しやすくて良かったのですが

私はポケットを一つずつカットして、

ストレージボックスの中に色ごとに仕分けて入れていたので

ボックスの中での安定感が悪く

ポケットが倒れると入っていたチューブもボックスの中に出てしまい

一つのポケットを取り出そうとした時

ビニール素材なので

隣に入れているポケットとひっついてそちらのポケットに入っていた絵の具がバラバラにこぼれてしまうなどの問題がありました。

 

使い方によっては不自由さを感じる部分がありますが

絵の具の数が少ない人壁掛け収納もできて

100円で7色に分けられるのでオススメです。

 

 

フタ付きケース

セリアで販売されている半透明の蓋付きケースです。

今は不透明の白も販売されています。

 

私は透明色や水溶性油絵具など他の油絵の具と分けておきたい少数の絵の具をこちらに収納しています。

 

本数はあまり入らず

立てて絵の具を入れることはできません

 

フタ付きケース
Tallサイズ

サイズ:(外寸)約縦107mm×横76mm×高さ92mm

内寸:約縦100mm×横66mm×高さ82mm

 

Cubeサイズ

サイズ:(外寸)約縦100mm×横82mm×高さ67.5mm

内寸:約縦94mm×横73mm×高さ57.5mm

 

 

仕切り3トレー

画材店の絵の具売り場のように

クリアケースに立てて絵の具を収納する方法です。

しかし

絵の具が取り出しやすいように

絵の具よりケースの高さが低くなるものを選ぶとケース自体をスタッキングすることができないので

積み重ねて収納することができません。

 

仕切り3トレー
サイズ:(外寸)約縦179mm×横61mm×高さ61mm

:(内寸1マス)約縦57mm×横57mm×高さ57mm

原料樹脂:スチロール樹脂

 

 

他の画材収納

ストレージボックス

100円ショップではたくさんのプラスチック容器があります。

蓋付き持ち手の付いたボックスが

絵の具や画用液の収納に荷役立ちます。

 

私はダイソーで300円で販売されている大きめのDVDやCDを収納するストレージボックスを使用しています。 

以前はこれに全ての絵の具を直接入れていました。

 

今は主に大きい絵の具入れています。

大きいタイプのストレージボックスを選べば

たくさんの絵の具が収納できます。

しかしそのままバラバラに入れてしまうと

自分がどんな色の系統の絵の具を何本持っているかが分からなくなってしまうので

数が増えてくると少し収納方法に工夫が必要になるかもしれません。

 

 

まとめ

今回は絵の具の収納ボックスについてお話ししました。

数が増えてくるとどのような箱に入れたら良いかいろいろと工夫が必要になってくると思います。

私が今回おすすめした収納ボックスは

見た目の綺麗さ

種類の把握しやすさ

を基準に選んだものです。

皆さんもお気に入りの収納で楽しく制作活動をしましょう!

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