
昨日はDMに掲載している黄色いバラの作品「無邪気さを秘めて」が巣立って行きました。
この作品は金箔を1mmや1.5mm幅に切ったものを一本ずつ画面に乗せています。
仏像に施す截金(きりかね)から着想を得たもので金箔の細い線の表現を試みました。
筆で描くものとは違う質感の描画となりました。
他にも雫の部分が立体的に盛り上がっているのもこの作品の特徴です。
平面絵画と立体の関係を考えるにあたり、絵画と立体の垣根はどこにあるのかを考えるなかで生まれてきました。
この作品は、初めてチャレンジしたことがたくさん詰まっている作品でとても思い出深いものでしたので、お心を寄せてくださる方に出会えてとても嬉しいです。
本日も会場で皆さんのご来場をお待ちしています!