今回は和紙についてのお話です。
日本の美術でいうと
和紙は日本画や版画の画材として有名です。
私も大学で、学生時代は授業で紙漉きをしたり
研究室に副手として勤務していた頃は
紙漉きの授業のお手伝いしていました。
植物を採集しに山に入ったり、
煮込んだり、
ヌルヌルになった植物をしごいて
綺麗な繊維を抽出したり、
紙になるまでの過程は何日もかかり
私たちがよく目にする紙漉き職人が
水場で紙を漉いているワンシーンに到達するまでは
その作業以上に長い苦労がある事を知りました。
もくじ
紙の歴史
皆さんも歴史の授業で
エジプトのパピルスは習ったことがあると思います。
紀元前3000年頃から
パピルスと呼ばれる植物の髄を薄くそぎ、
ローラーで伸ばし、
水に数日浸した後、
たて・横に重ねて並べ、
布に挟んで圧力をかけて
乾燥させたものです。
パピルスの作る工程は
基本的な紙の作り方と似ている様ですが
パピルス草の繊維を
バラバラにすることは無く
「漉く」という工程がないため
紙とは言えないようです。
その約3000年後に
羊皮紙
と呼ばれる動物の皮を加工したものが登場します。
羊皮紙はパピルス草の生育しない土地などで使われました。
ヨーロッパが舞台の小説(ハリーポッターとかにも出てきたかな?)ではよく目にする
羊皮紙とは
私たちが使っている紙とは素材が違っていたんですね。
ヨーロッパでは12世紀ごろに
中国から紙が伝わって来ましたが
羊皮紙は15世紀くらいまで使われていました。
そして、私たちのよく知る
紙、和紙の起源は
紀元前2世紀ごろの中国にあります。
後漢時代の蔡倫が
書写材料としての紙を発明したとされています。
3〜4世紀ごろから
日本人も紙の存在を知っていましたが
紙を作る技術が日本へ入ってきたのは
5〜6世紀ではないかと言われています。
はっきりとした事はまだ分かっておらず
専門家の意見も様々なようですが
間違いないのは
6世紀前半には製紙法が伝わっていたという事だけです。
日本で紙が広く使われる様に
なったのは奈良時代からです。
写経がさかんになった為だと考えられています。
平安時代には仏教がいっそう
さかんになった事で紙の需要が増加しました。
平安時代の宮廷には
紙屋院と呼ばれる製紙工場があり
宮中で使われる様々な紙を漉いていました。
製紙技術を学んだ人は
各地で紙を作る様になり紙漉きは全国へ広まりました。
紙は書き物をする以外にも
障子やふすまなどに使われ
平安時代以降は
主に貴族や武士の家に使われていました。
江戸時代になると
庶民も紙を日常的に使う様になり
浮世絵や屏風絵、傘、提灯など
手漉き紙は明治時代に洋紙が登場するまで
あらゆる場面で活躍していました。
江戸時代には紙の加工技術が進歩して
紙で作った衣服や紙袋も作られていたそうです。
面白いのは紙くずひろいと言う職業もあったという話です。
紙くずひろいが紙を回収して
古紙問屋が汚れ具合を分けて
紙漉き業者に渡し
漉きかえしと呼ばれる方法で
古紙から再生紙を作っていたそうです。
非常にエコですね。
和紙は洋紙に比べて材料の繊維が長く、
強いという特徴を持っているため
漉きかえしが可能なんです。
明治時代には
欧米から洋紙が輸入されるようになり、機械漉きの和紙製造も始まりました。
洋紙とは
主に木材を原料に機械で製造する紙です。
和紙の材料と種類
和紙に使われる材料を見てみましょう。
使われる植物によって紙の質感にも違いが生まれます。
栽培しやすく、 和紙の大半を占める代表的な原料です。
特性は産地によって違いますが、 基本的に楮の繊維は長く、絡み合う性質が強いため 粘り強く、もんでも破れない強靭な紙ができます。
日本では竹膜紙として正倉院文書に名前が残っています。
近年は画仙紙などの原料として竹パルプが多く配合されています。
栽培が難しく野生のものを採取して紙の原料にしています。
雁皮の繊維は短く、光沢があるため紙の表面は美しく滑らかです。
雁皮に近い植物で栽培が可能です。
雁皮の代用原料として近世初期の頃から紙の原料とされるようになりました。
繊維は短く、緻密な紙肌が特徴です。
麻の繊維は最も長く、強靭なため原料処理が難しく廃れていましたが大正時代から日本画の用紙として復興しました。
ネリとは
主にトロロアオイの根。
紙を漉く時に水に混ぜるてとろみをつけます。
他にもノリウツギの樹皮、アオギリの根、ギンバイソウの根などの粘液も使用されます。
液状のときは粘ついていますが、乾くと粘りが消えます。
洋紙と比較して和紙は強さはどのくらい強いの?
楮、三椏、雁皮を主原料とした日本で漉かれた和紙と
木材パルプを100パーセント使用した洋紙を
比較した場合について興味深いグラフがあったのでその数値を紹介します。
紙の強さを裂断長と比引裂き強さという項目で強さを比較しています。
裂断長とは、
その紙を何キロメートル巻いて、持ち上げても裂けないか
という限界長さで、数字が大きいほど強い紙と言えます。
2位 三椏 7.04
3位 楮 6.20
4位 クラフト紙 4.40
5位 上質紙 2.45
6位 中質洋紙 0.63
比引裂き強さとは、
同じ厚さの紙にした場合の破れにくさの比校値で、
数値が大きいほど破れにくい紙と言えます。
2位 三椏 408
3位 雁皮 102
4位 クラフト紙 100
5位 上質紙 59
6位 中質洋紙 23
どちらの項目でも和紙の方が強い事が分かります。
しかし、
すべての和紙が洋紙に比べて強いかというとそうではありません。
紙は、使用目的に応じて生産されています。
目的によっては
強さや破れにくさより
発色性や紙の持つ芸術性が大事な場合があります。
和紙はなぜ強いのか
植物の繊維には、
「自己接着性」があり、
繊維と繊維の重なった接点は互いにくっつきあいます。
植物繊維(セルロース)は、ブドウ糖からできています。
このブドウ糖が
たくさん長くつながって
出来たものがセルロース分子というものです。
これは水には溶けないが
水とよくなじむ性質(親水性)があり、
このセルロース分子がたくさん集まってできたものが繊維なのです。
親水性とは、セルロース分子のところどころに
水の分子と同じ型をした部分があり、
その部分と水は良く結合するために生まれる性質です。
そのため植物繊維は、
水となじみやすく、
繊維を水に浸けると非常によく水を吸い膨張します。
繊維に十分水を吸わせて、
それをシート状にして乾燥させると、
今まで水と結合していた繊維と繊維の接触している部分が、繊維同士の結合に変わり、
紙全体で数えきれないほど
たくさん繊維同士が結合し、丈夫な紙ができます。
この繊維同士の結びつき方を水素結合と呼びます。
和紙の強さの秘密は、繊維の長さも関係しています。
洋紙に比べ、手漉き和紙の原料の方が
長く、細い繊維です。
繊維が長ければ
一本の繊維に対する結合箇所も多くなるので、
その分だけ強い紙ができることになります。
ネリの必要性
紙漉きのイメージとしては
水 ネリ 繊維の入った液から
簀(ザルの様な物のイメージ)で繊維を液ごと掬い上げて
簀の上で水が切れたて残った繊維を乾燥させます。
紙を漉くときに水にネリを加えることで
長い繊維が水中で塊にならないので
薄く均一に漉くことができます。
ネリは漉く時に簀の上で
水が抜けるスピードを調節してくれます。
美しい紙を漉くためには、
原料繊維の一本一本を
均一にむらなく水中に分散させなければなりません。
植物繊維の比重は、水の約1.5倍くらいあるので、
水の中に入れておくとすぐに沈んでしまいます。
ではなぜネリを使うと繊維は水中でよく分散するかというと、
トロロアオイの根には、
非常に水に溶け易いガラクチュロン酸という多糖類をたくさん含んでいるからです。
トロロアオイの根を
潰して水に漬けると、粘度のある液が、
たくさん溶け出します。
この液を濾過してほこりを取り、
漉き槽に入れて繊維と一緒に撹拌します。
するとネリは繊維と相性がよく
一本一本の繊維をぬるぬるで包むため、
繊維は互いに絡みあうことなく水中で分散します。
水に粘り気がでることで
繊維は簡単に沈むことなく、
長時間水中に浮くようになります。
そのため繊維をしっかり絡める事ができます。
ネリは繊維をくっつける「のり」ではなく
漉く際に繊維をよく
からませるためのものです。
ネリ自体には接着の力は全くありません。
日本独自の紙漉き技術とは
紙漉きは中国から伝わったものですが
平安時代になると日本独自の
流し漉きと呼ばれる手法が完成しました。
簀にくみあげ、簀の上に繊維を沈降させて紙の層を作る
繊維の絡みをよくしながら紙の層を作る。
流し漉きでできた紙はため漉きでできた紙に比べて
丈夫でなめらかで美しいと言われています。
日本のかな文字は流れる様にしなやかに書くので
滑らかな紙が求められととも考えられます。
無形文化遺産に登録
和紙は2014年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
2009年には島根県の石州半紙がすでに登録されていたので、
石州半紙を拡張し、
「和紙:日本の手漉き和紙技術」として
岐阜県の本美濃紙と埼玉県の細川紙を加えて拡張登録されました。
しかし
「これほど完璧に良質の紙をつくるのは今では日本だけになっている」
とされながらも
紙漉きに必要な良質な木の枠組み(漉き枠)をつくる職人が減るなど
伝統的な和紙をつくるためのインフラが弱っていて
保護していかないと技術を維持できなくなる
と政府も見解を示しており、
和紙の衰退は危機的な状況にあります。
なぜ和紙が登録されたのか?
手漉き紙は世界中にあります。
日本に伝来した紙作りは
中国から朝鮮半島をへて来ましたが
タイやインドにも紙漉きの文化があります。
中国の手漉き紙の製造法は日本のみならず
中近東をへてヨーロッパへも伝わっています。
イタリアのマルケ州ファブリアーノは13世紀から手漉き紙が作られ始めた町です。
ファブリアーノ社は700年あまりの歴史があり、
高級水彩紙も作っているそうです。
紙の発祥ではない日本の和紙が登録されたのはなぜなのでしょうか?
その理由は
独自に発展させた紙漉きの技術
という所にあります。
紙そのものが登録されたというより
日本で発展させた「流し漉きの技術」
によって作られた紙とその技術が登録されたということなんですね。
手漉きと機械漉きの違い
和紙の作り方には手漉きと機械漉きがあります。
手漉きは簀(す)という道具を使って
流し漉きという方法で一枚ずつ職人さんが漉きます。
手漉き和紙の特徴
- 繊維が複雑に絡んで丈夫な紙ができる
- 繊維の方向が複雑になることでしなやかに曲がる紙ができる
- 品質にムラができやすい
- 刷毛でならしながら乾燥させるので刷毛の跡が残りやすい
- 大きさに制限がある
- 生産に時間がかかる
- 価格が高い
機械漉きはベルトコンベア式ですぐに乾燥させてロール状に巻き取ります。
機械漉き和紙の特徴
- ベルトコンベアの流れる方向に繊維の方向が偏りやすい。たての強度は強く、横は弱い
- 手漉きより曲げた時にシワができやすい
- 品質が均一
- 長さ制限がない
- 早く大量生産できる
- 価格が安い
手漉き和紙の身分け方
耳付き紙
紙の周りに刃物で切った紙と違い、
自然な繊維の流れが紙の周りにできます。
最近は機械でも耳付きの紙を作るようになっているのでこれだけでは判断できません。
刷毛跡
手漉き紙を乾燥する時は
馬毛やシュロ、イネの穂先などで作った刷毛で
板や乾燥機に貼るため紙の裏面には刷毛の跡が残ります。
薄い紙には刷毛跡の分からない紙もあります。
機械でも乾燥機に刷毛で貼り、乾燥している工場もあります。
板目跡
マツ板を乾燥板に使用している所では
長年の使用で年輪と年輪の間の柔らかい部分が減ってきます。
この様な乾燥板に貼ると年輪の部分が強く押し付けられ紙に移ります。
簀の目
紙を漉く際、簀の上に汲み込んだ紙料液は、
簀の上に繊維を残し水は簀のひごの間から漉槽に戻ります。
ひごの上は水が抜けないので繊維の層は薄くなり、
ひごの間は水が抜けるので繊維の層は厚くなります。
紙を乾燥して透かしてみると
太いひごほどハッキリとひご跡が透けて見えます。
この様な簀の目は機械紙にはありません。
雁皮の薄い紙や典具帖紙などには竹簀の上に絹の紗を載せて漉くので簀の目はできません。
糸目跡
手漉きの簀はカヤやタケのひごを絹糸や化繊の糸で
一本一本編んで規格の寸法の大きさに作ります。
編んだ糸の上は、紙料液が抜けないので紙になると糸跡を確認できます。
機械漉きの網にも糸目を付けたものがありますが、手漉きの紙ほどよく糸目跡が残っていません。
日本の和紙は日本三大和紙
日本の和紙は日本三大和紙として
美濃紙(愛知)
越前紙(福井)
土佐紙(高知)
が有名です。
その後およそ千三百年の歴史を通して国産の第一級品質紙としての地位を確立しています。
美濃が紙里の中核となったのは平安時代以降で野生の楮・三椏・雁皮などが豊富にあり、
清流は冷たく製紙に適していました。
美濃和紙は繊細できめ細やかな風合いの美しく丈夫な紙です。
漉き方の特徴は紙料液を縦横に動かして繊維をむらなく漉き上げます。
仁淀川を挟んで向かい合った二つの山地を中心としてその他にも周囲の山間部で紙が漉かれています。
土佐典具帳紙の製作技術は国の保存技術に指定され、その紙を漉く濱田幸雄氏は人間国宝に認定されています。
土佐和紙の特徴は日本画紙だけでなく古文書の修復用紙として使われることも多いということです。
土佐和紙の中でも大濱紙と呼ばれる紙は
芸術家と紙漉き技術者とを直結して市場原理主義を廃して品質至上主義に徹するルートを作り、
安心して良質な和紙を使い手に供給する体制が発案され、修復保存分野の大川氏と表具用紙・修復用紙分野の濱田氏によって生まれました。
越前の名紙匠、初代岩野平三郎が大正時代に古代の麻紙を参考に復元しました。
このことをきっかけに 竹内栖鳳、横山大観、富田渓仙たちの好みに合わせて和紙を漉き、日本画の用紙として販路を開きました。
横山大観と下村観山の合作である「明暗」の大判の麻紙を制作したり、
法隆寺壁画の復元や高松塚古墳の壁画模写にも初代平三郎製の麻紙が使用されています。
現在も受け継がれている岩野平三郎製紙所では白麻紙や雲肌麻紙などが漉かれています。
雲肌麻紙は日本画の学生もよく作品に使用している和紙ですね。
奉書紙
木版画の用紙として使用される奉書紙は
かつては天皇や将軍などの意向や決定を奉じて執事が下す文書の用紙として使用されていました。
高級な公文書用紙の中でも特に越前の奉書紙は他の産地のものよりも本場のものとして高く評価されていました。
明治時代以降は公文書としての用途がなくなり、浮世絵や木版画の用紙として開発されていきました。
江戸時代の浮世絵版画にも越前奉書紙が使用されており、
その用紙を研究することで年を経るほどに色彩が冴える強靭な版画用紙ができました。
画家の藤田嗣治はパリに留学中にピカソが使っている版画用紙を見て羨ましく思い、
産地を尋ねたがピカソは答えなかったそうです。
のちに越前奉書紙を手に入れてピカソにその紙を自慢したところ ピカソが使っていた版画用紙も 越前奉書紙だったそうです。
日本全国の紙 あなたの故郷の紙はどれ?
かつては日本の全ての都道府県で和紙が漉かれていました。
今では、和紙の業者がまったくいないのは
青森、千葉、神奈川、香川、長崎、東京です。
それ以外の地域では一戸以上の業者や和紙に関する施設があります。
以下に全国各地の紙の名称を集めました。
複数の紙があるところは割愛しているものもあります。
- 北海道 笹紙、富貴紙
- 秋田 十文字紙
- 岩手 東山紙
- 宮城 白石紙、森丸和紙
- 山形 深山紙
- 福島 上川崎紙
- 群馬 桐生紙
- 栃木 烏山紙
- 茨城 西の内紙
- 埼玉 細川紙
- 東京 江戸千代紙、江戸からかみ
- 新潟 小出紙、小国紙、門出紙
- 富山 五箇山紙、八尾和紙
- 福井 越前和紙、若狭和紙
- 石川 加賀雁皮紙、能登仁行和紙
- 長野 内山紙
- 山梨 西嶋和紙
- 静岡 駿河柚野紙
- 愛知 小原和紙
- 岐阜 本美濃紙、薄美濃紙、山中和紙
- 京都 黒谷紙、丹後和紙
- 滋賀 近江和紙
- 三重 神礼紙
- 和歌山 高野紙
- 奈良 吉野紙、宇陀紙、美栖紙
- 兵庫 杉原紙、名塩和紙、間似合紙
- 鳥取 因州和紙
- 島根 石州半紙、出雲民芸紙
- 広島 大竹和紙
- 山口 徳地和紙
- 岡山 横野和紙、備中和紙
- 徳島 阿波和紙
- 高知 土佐和紙、土佐典具帖紙
- 愛媛 伊予和紙、周桑和紙
- 福岡 八女紙
- 佐賀 名尾紙
- 熊本 宮地紙
- 大分 竹田和紙
- 宮崎 美々津紙
- 鹿児島 蒲生紙
- 沖縄 芭蕉紙
まとめ
どんな材料で出来ているのかを中心に書きました。
絵を描く人にとって紙は身近な存在ですが水彩なら水彩用紙、
というように基本的にはそれ専用の用紙を選ぶので、
その紙がどの様に作られているか、違う用紙を選ぶとどうなるのかまで踏み込む機会は始めの頃は少ないと思います。
慣れてきたら紙の特徴を知って紙選びの際に役立てたいですね。
参考文献
書籍
久米康生.『すぐわかる和紙の見分け方』.株式会社東京美術,平成15年,136p
小林良生.『讃岐の紙~その歴史を尋ねて~』.株式会社美巧社,平成25年,316p
監修/紙の博物館.こどもくらぶ著.『世界遺産になった和紙1世界にほこる日本の和紙「和紙」とその文化的背景を考えよう!』.株式会社新日本出版社,2015年,32p
監修/紙の博物館.こどもくらぶ著.『世界遺産になった和紙2紙の発明と日本の和紙和紙の起源と世界の紙の歴史を調べよう!』.株式会社新日本出版社,2015年,32p
監修/紙の博物館.こどもくらぶ著.『世界遺産になった和紙3和紙の徹底研究(特徴・比較)和紙のよさを見直そう!』.株式会社新日本出版社,2015年,32p
監修/紙の博物館.こどもくらぶ著.『世界遺産になった和紙4手づくり和紙・和紙アート和紙をつくってみよう!』.株式会社新日本出版社,2015年,32p
全国手すき和紙連合会.『和紙の手帖』.株式会社わがみ堂,2002年,136p
全国手すき和紙連合会.『和紙の手帖Ⅱ』.株式会社わがみ堂,1996年,180p
かみのしごとプロジェクト.『かみのしごと』.株式会社ラトルズ,2004年,96p
デザインの現場[11月増刊号].『紙の大百科』.株式会社美術出版社,2000年,180p