クリエイターとして活動する時に必要なものの一つが名刺です。
初めて出会ったお客さんに
覚えてもらうためにも相手の
手元に残るものはとても大切です。
個展やデザインフェスタなどではもはや必須です。
私も初めての名刺は展示のタイミングに合わせて作りました。
名刺のデザインを考えるのは楽しいですが、
一番大切なのは受け取った人に覚えてもらう事ですから、その事を念頭に3つのポイントを意識して作成しました。
1肩書きを入れよう!
特にデザインフェスタの様な場面では
同業の方がたくさんいらっしゃいます。
その中で自分の本気度を
伝えるためにも肩書きは明記しましょう。
画家なのか、
イラストレーターなのか、
アクセサリー作家なのか、
自分が何者であるのか明言することは
自分に責任を持つことでもあり、
相手に信頼感を与えます。
趣味でやっているから
私はそこまでプロじゃないから、
と謙遜して何も書かないのは相手にその意図は伝わりません。
むしろ真剣に取り組んでいない様に見えかねません。
この人は何をしてる人だったかな?
と忘れられない様にしておきましょう。
2作品写真を入れよう!
初めて展示会場を訪れたとして、
作品、作者名、作者の顔
どれが一番記憶に残るでしょうか?
一番は作品です。
色や模様などのビジュアル情報はとても大きいです。
そもそも作品を見るために
会場を訪れているのですから
作品の記憶が一番残りやすいです。
それに作品は唯一無二ですから
記憶が多少曖昧でも
もう一度見た時にこの絵は見た事がある、と思えます。
人の顔は一度しか会った事がないと
複数の人の中からこの人があの時の人だ
と言えなかったりします。
名前もフルネームで漢字を覚えるのは難しいです。
同じ名前で漢字が違う人もいます。
同姓同名の人もいたりします。
後から名刺を見てどんな作品を作っている人か分かるように私は名刺に自分の代表的な作品を載せています。
3名刺ホルダーに入るサイズで!
変形サイズの名刺には目を引きます。
例えば長方形ではなく
家の形をしていたり
リボンが付いていたり
工夫は様々できます。
しかし
一般の名刺ホルダーに入らない大きさの名刺は管理が面倒です。
綺麗に保存できないばかりか
後からお仕事を依頼しようと思った時
名刺ホルダーの中に一覧の様に並んでいないと見返す人に親切ではないです。
きちんと管理してもらえるようにサイズには気を付けましょう。
以上
3つのポイントを元に名刺を作成しています。
いずれも大切なのは受け取った相手が
後から自分のことを思い出しやすいように、です。